ネットストーカー被害に対して、自分でできる予防法

近年ストーカー被害は年々増加していますが、ネットストーカーも同様に増加しています。
Twitterやinstagramのユーザーが増え、今後も増加傾向にあるとみられています。
ネットストーカーは、インターネット上のストーカーとして広く認識されていますが、ではどういったことをすればネットストーカー被害の予防ができるのかお伝えしていきます。

 

ネットストーカー被害に遭わないためには、日頃の生活から予防することが大切になります。
ご自身のインターネットの利用法やSNSでの投稿を振り返ってみてください。

 

★実名アカウントでのSNSの投稿を行わない。
SNSの設定で全体公開やフォロワーのみに公開などが選べると思いますが、実名で全体公開にしてしまうのはとても危険です。
SNSは世界中にユーザーがいますし、どこで誰が見ているかもわかりません。
もし日記のように投稿するのであれば、仲の良い友人や知人限定で公開する設定にしましょう。

 

★場所が特定できるような画像の投稿を行わない。
自宅マンションや実家のベランダから撮影した画像の背景から、自宅の場所を特定されてしまうことがあります。
特に特徴がある看板などが写り込んでいると、より特定しやすくなります。
場所を特定できるような画像は投稿しないようにしましょう。

 

★勘違いさせるような投稿はしない。
勘違いされるような思わせぶりの投稿はやめた方がいいでしょう。
ストーカーの多くは、勘違いをしやすく思い込みも激しい傾向があります。
全体公開のまま「暇だよ〜」といった投稿や、さみしさをアピールするような投稿はやめましょう。

 

★よくわからない気味の悪いメッセージをいきなりブロックしない。
多くの人は、気味の悪いメッセージが送られてくると、無視をしたりそのユーザーをブロックするなどの対応をします。
黙ったまま拒絶してしまうと、ストーカーは逆上してしまう恐れがありますので、ブロックや無視をする前に「DM送って来ないでください」とはっきりと伝えましょう。
これは初期段階で試せる、ストーカー対策の一つでもあります。
もしメッセージを送っても続けるようでしたら、その際はブロックするようにしましょう。

 

★ネットストーカーが発生しやすいのは?
SNSでは、Twitter、instagram、Facebookなどのダイレクトメッセージ機能やコメント欄などを使用して、ストーカー行為が行われているようです。
その他にも出会い系サイトを通じて知り合った相手とメール交換などを行い、その後にネットストーカーとなってしまったケースもあります。
また個人ブログやホームページを開設している際には、ブログにあるコメント欄に執拗に書き込みをされれ、コメント欄を閉鎖しても、以前の投稿の内容から自宅を特定されたケースもあります。

 

以上がネットストーカーの予防法になります。
設定をするだけの簡単なことですが、実際に忘れている人や自分はストーカー被害なんてと思い安易に投稿していると、あなたの背後にネットストーカーが迫っているかもしれません。
またネットストーカー被害に遭っている方は、早めに信頼できる友人などに相談することをお勧めします。